ServerどうしようKeHare virtual office(vo)を動かすための契約先を決める

調査:deep-research 計3回+公式一次ソース確認(最終 2026-07-17)/価格・機能・信頼性を検証
用途:vo(LiveKit音声SFU+Colyseus+PostgreSQL、Docker Compose、同時10→200人、1人運用)
価格はすべて税込。キャンペーンは時限のため申込直前に再確認を

0まず全体像:契約は4種類(1社に揃えなくていい)

やりたいことは性質の違う3〜4個の仕事です。それぞれ得意な会社が違うので、分けるのが正解。1つのドメインの下に専門家がぶら下がる構成にします。

#何を推奨費用(税込)いつ
VPS(voの本体)ConoHa or さくら(下で2択)年約1.4〜3.9万円
ドメイン(事業の住所)ConoHaドメイン kehare.jp年3,058円
メール(独自ドメインのメール)さくらのメールボックス年1,320円
CDN(3DGS大容量配信)Cloudflare R2無料枠あり将来(Phase3)
なぜ分けるか:メールをVPSに載せると迷惑メール判定で届かない(逆引きPTR・IPレピュテーションの壁)。3DGSをVPSに載せると帯域100Mbpsを食い潰す。だからメールとCDNは専門家に外注する。これは好みでなく技術的必然。1社障害で全部止まらない安全設計にもなる。

1本題:VPSの2択

ConoHa VPS 4GB

1,184円〜/月(36ヶ月)・時間課金6.6円/h

機能・柔軟性が最良。バックアップ内蔵・縮小可・帯域300Mbps拡張可・WebRTC公認・Terraform対応。

こういう人向け → 試して手応え次第で決めたい

ConoHa VPS →

さくらのVPS 石狩4GB

3,227円/月(12ヶ月)・2週間無料

設備・実績・開示が最強。16年の実績・DC設備公開・北海道。ただしバックアップ自前・縮小不可。

こういう人向け → 外販すると決めていて引っ越しを省きたい

さくらのVPS →
キャンペーン状況:ConoHa「梅雨トク」は初回料金67%OFF(7/21 16時まで・更新時1,691円)。Xserver VPSの20%オフは早期終了済み。さくらは常設の2週間無料のみ。

2機能・スペック比較(価格を除いて検証)

さくらConoHaXserver
メモリ / ストレージ4GB / SSD 100GB4GB / SSD 100GB6GB / NVMe 150GB
バックアップ
(1人運用で最重要)
なし(自前運用)無料50GB無料50GB
死活監視・通知無料・Slack/Discord一部弱い
プラン変更上げのみ上げも下げも可上げのみ・要停止
帯域拡張300Mbpsに拡張可
複数台構成
(200人スケール時)
スイッチ無料最大2048台+LB未確認
Terraform (IaC)唯一対応
WebRTC適性○ フィルタ無効化可Jitsi公式テンプレ○ 範囲指定対応(2025.8〜)
Docker Compose名指しで提供DockerテンプレDockerテンプレ
3社共通の重要事実:OS内部(Docker・PostgreSQL・LiveKitの設定)は3社ともサポート対象外。「1人だからサポートに頼る」はどこでも成立しない。実質のサポートは Claude Code+Codex が担う。→ 選ぶべきは「サポートが手厚い会社」でなく「自分で壊して自分で直せる道具が揃う会社」=ConoHa。

3信頼性(正反対の誠実さ)

さくらConoHaXserver
サービス開始2010年(16年)2013年(13年)2022年(3年10ヶ月)
SLA 99.99%なしあり(唯一)ビジネスのみ
DC所在地・設備石狩の設備まで全公開「日本」のみ国内4拠点(住所非公開)
第三者認証ISMS等多数未確認ISO27001明記
障害開示公開・API有要ログイン最も詳細
直近の重大障害局所中心(中央値1.3h)2026年3月に丸一日+再発2025年4月に2h50m
ConoHaは「機能は最良、実体の開示は最も乏しい」。さくらは「開示は最強、バックアップ機能がない」。この2社は正反対の誠実さを持つ。SLAも障害開示も、voが自社利用の今は決め手にならない(誰にもSLAを約束していない段階)。効くのは外販フェーズから。

※前回「Xserverは障害開示が弱い」としたのは事実誤認(実際は3社で最も詳細)で訂正済み。「開示の量」から安定性は測れない。

4おすすめ構成(2案)

A案:試行試作型

44歳の抱負「数打つ・迷ったら出す側に倒す」寄り。まず自社で使い、手応え次第で決める。

VPSConoHa 4GB時間課金で試す→締める
ドメインConoHaドメイン kehare.jp年3,058円
メールさくらのメールボックス年1,320円

→ ダメなら縮める/やめる。外販が見えたらさくらへ半日で移行(Docker Compose構成なので)。

B案:腰を据える型

外販すると決めているなら、引っ越しを省いて最初から移り先へ。

VPSさくらVPS 石狩4GB2週間無料で開始
ドメインConoHaドメイン kehare.jp年3,058円
メールさくらのメールボックス年1,320円

→ 引っ越し不要。DC設備・認証・実績を対外説明できる。バックアップ自前化は Claude Code が引き受ける。

ドメインとメールは両案で同じ(ConoHaドメイン+さくらメール)。分岐するのはVPSをConoHaにするかさくらにするかだけ。

5決めるための、たった1つの問い

voの外販(学校・企業への提供)は、「やると決めていること」か、「手応え次第で考えること」か?

  • 手応え次第A案(ConoHa)。軽く始めて場面を析出させ、柱になると確信したら移る
  • やると決めているB案(さくら)。引っ越しを省き、開示力を最初から持つ
その手前に、もっと本質的な問いがある:「今の時代にvoで課題解決できるか」。バーチャルオフィス市場は出社回帰で墓場になった。voが「国産MetaLife」なら死ぬ。voが「教育の課題(高校生が職場を見られない/通信制の居場所/対話ログの蓄積)を解く道具で、たまたま近接会話を使う」なら生きる。誰の・どんな欠乏から生まれたかを一行で言えるまで、契約は急がなくていい。

6公式リンク

用途サービスURL
VPSConoHa VPSvps.conoha.jp
さくらのVPSvps.sakura.ad.jp
Xserver VPSvps.xserver.ne.jp
ドメインConoHaドメインconoha.jp/wing/domain/
メールさくらのメールボックスrs.sakura.ad.jp/mail/
CDN(将来)Cloudflare R2Cloudflare R2